「何もしたくない」「動けない」
そんな自分にイライラして、でもどうにもできなくて。
50代に入ってからというもの、疲れやすさや気分の落ち込みを感じる日が増えてきました。
あるとき、「これって更年期のせいかも?」と気づいてから、自分を少しずつ許せるようになった気がします。
今回は、「やる気が出ない・動けない」時期をどう乗り越えてきたかをお話しします。
※この記事にはプロモーションが含まれています。気になった商品を紹介していますが、無理なおすすめはしていませんのでご安心ください。
やる気が出ない自分にモヤモヤした日々
50代に入ってから、「何もしたくない」「体が重くて起き上がれない」という日がときどきやってくるようになりました。
仕事をしようとパソコンの前に座っても手が動かない。 掃除しようと思っても、気づいたらソファで1時間以上ぼーっとしている。

自分、どうしちゃったんだろう?
怠けてるだけ?
そうやって自分を責めるたびに、気分はどんどん落ちていきました。
でも、あるときふと思ったんです。
「これ、更年期の症状なんじゃない?」
そこから少しずつ、自分を責めるのではなく、いたわる方向に切り替えていくことができました。
「仕方ない」と思えたことで、気持ちがラクになった
やる気が出ない理由が「更年期」だとわかったとき、気持ちが少しラクになりました。
体の変化は自分のせいじゃないし、波があるのは当たり前。 そう思えるようになったら、「今日は無理しない」と自分に言えるようになったんです。
ありがたかったのは、家族が理解してくれたこと。
夫も息子も「今日はゆっくりしてていいよ」と声をかけてくれて、罪悪感を感じることなく休むことができました。
もし「また寝てるの?」「ちゃんとしてよ」なんて言われていたら、もっと自分を追い込んでいたかもしれません。
自分を立て直すためにやった5つのこと
何もできない日があるのは仕方ない。 でも、できれば少しでも早く自分を立て直したい…
そんなときに私がやってみたことを5つご紹介します。
1. 漢方とサプリを取り入れて体調を底上げ
体がだるくて動けないとき、漢方薬「加味逍遙散(かみしょうようさん)」を試してみました。
これは婦人科で処方されたのがきっかけで飲み始めたのですが、不安感や疲労感が少しずつやわらいできた気がします。
また、女性ホルモンに似た働きをする「エクオール」が摂れるサプリ「エクエル」も続けています。
こちらはホットフラッシュ対策として有名ですが、私の場合は「なんとなく元気が出る」という実感がありました。
2. 気持ちを整理するために本を読む
動けなくて、何も考えずにただ寝ていると、逆に不安や焦りが募ってしまうことがあります。
そんなときは、自分の気持ちに寄り添ってくれるような本を読むことにしています。
文字を追うだけでも心が落ち着くし、「自分だけじゃないんだ」と感じられると、それだけで救われる気持ちになります。
3. 夜は「ご褒美美容」で自分をいたわる
動けない自分を責める代わりに、「今日もがんばったね」と声をかけてあげる時間を持つようにしました。
その方法が、“ご褒美美容”。
お風呂上がりに、お気に入りの保湿クリームを使って肌を整えるだけで、なんとなく気分がほぐれるんです。
私が使っているのは、海藻由来で赤ちゃんにも使えるやさしいクリーム。
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肌になじませながら、「今日も1日おつかれさま」と言ってあげる。
その行為が、心にも効いている気がします。
4. 無理のない予定だけ入れてみる
動けない日が続くと、「また今日も何もできなかった」と落ち込んでしまうことがあります。
そんなときは、あえて予定を1つだけ入れてみることにしています。
たとえば、午後に近所のカフェでひと息ついたり、スーパーまで散歩がてら買い物に行ったり…
「これだけはできた!」と思えると、自己肯定感がほんの少し戻ってきます。
無理せず、気分が乗ったらやる、というくらいのゆるさがちょうどいいです。
5. 「自分を責めそうになったら寝る」と決めた
調子が悪い日に限って、過去のことを思い出しては自己嫌悪に陥りがちです。
「なんであのとき、あんなこと言ったんだろう」
「私ってほんとダメな人間だな」
そんな気分になったら、あえて何もしないで「とにかく寝る」と決めました。
気持ちが落ちているときは、正しい判断ができません。 起きていてもいい考えは浮かばないし、疲労感がどんどん蓄積していくだけ。
だから、そういう日は思い切って布団に潜り込むようにしています。
眠れなくても、目を閉じているだけで少しずつ心が落ち着いていくのを感じます。
「がんばらない日」を肯定しよう
更年期は、ただでさえ体も心も揺らぐ時期。
そんなときに「やらなきゃ」「動かなきゃ」と思い詰めると、かえって動けなくなってしまいます。
できない日は、仕方ない。
何もしないことに罪悪感を持たず、「今日はそういう日」と思ってゆっくりする。
そうやって少しずつ、自分を肯定してあげることが、いちばんの回復法なのかもしれません。
あなたにも、そんな「がんばらない日」を大切にしてもらえたらうれしいです。
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