更年期のモヤモヤに寄り添ってくれる美容と“ご褒美時間”

更年期

なんとなく不調。でも、誰にもわかってもらえない……。
更年期のモヤモヤと向き合うなかで効果を感じたのは、美容と“ご褒美時間”。ご褒美というのは、推し活やおいしいご飯、友人とのおしゃべり、そしてエステの癒し。そのすべてが、心と体をそっと支えてくれるものでした。

今回は、更年期でしんどいと感じたときの私なりの対処法を紹介します。

「つらい」をうまく言えない50代の私

更年期って、何がどうつらいのか説明しづらいものです。

毎日がしんどいわけじゃない。でも、なんとなく体がだるい。 イライラする日があるかと思えば、急に気分が沈んだりもする。

これって年齢のせいなのかな。でも私だけじゃないよね。

そう思いながらも、周りにはあまり話せなくて、ついひとりで抱え込んでしまう日々。

病院に行くほどではない。だけど、毎日がちょっとしんどい。 そんな曖昧な不調が続いていました。

きっかけは肌の乾燥だった

ある日、ふと鏡を見たときのことです。 おでこが粉を吹いたように乾燥していて、どこか疲れたような顔をしていました。実は「おでこがキレイですね」とデパートの美容部員さんに褒められたことがある私。それがひどく乾燥してカサカサになっていたんです。

「最近スキンケア、ちゃんとしてないな」

そう思ったのが、美容を再開するきっかけでした。

30代の頃にエステに何度か行ったことがあるくらいで、通っていたわけではありません。 50代に入り、たまたま友人に誘われて行ったのがエステサロンとの出会いでした。 最初はハードルが高いと思っていたけれど、背中を押してもらえたことがありがたかったです。

プロの手でケアしてもらう安心感に、本当に感動したのを覚えています。

スキンケアの時間が変わった

その日から、夜のスキンケアに少し意識を向けるようになりました。
洗顔後にじっくりと肌を整える。その時間が、1日の終わりのスイッチになったのです。

今日もよくがんばったね

鏡に映る自分にそう語りかけるような気持ちで、ケアを重ねていく。 シンプルだけど、確かに自分をいたわる時間になりました。

体調管理と漢方薬

実は、婦人科で漢方薬も処方してもらっていました。 服用していたのは、「加味逍遙散」と「補中益気湯」です。飲むようになってから、体調の波が少しずつ穏やかになる感じはあったけれど、劇的に何かが変わるというよりは、じんわりと効いてくるような感覚。飲み忘れることもあったので、余計に効果が出にくかったのかもしれません。

「漢方だけで完全によくなるわけじゃないけど、何もしないよりずっといい」

そんなふうに思いながら、日々のセルフケアを少しずつ見直していくようになりました。

どちらの漢方も、「更年期かも…」と思ったときに試してみるといいと思いますよ。

推し活と美容の相乗効果

私にとって“ご褒美時間”は、推し活にもあります。

好きな俳優の映画やドラマを見る時間は、心の栄養。 映像を観て、泣いたり笑ったりすることで、スッと気持ちが軽くなる瞬間があります。

推しの美しい肌や凛とした表情を見るたびに、「私もがんばろう」と思える。 推し活とスキンケア、まったく別のことのようで、私の中ではつながっていました。

「キレイでいたい」と思う気持ちが、肌のお手入れへのモチベーションにつながっているのかもしれません。

推し活については、こちらのブログも読んでみてくださいね。

おいしいものは、やっぱり幸せ

月に数回、お気に入りのレストランに出かけるのも私のご褒美時間です。
一人で静かに味わうランチもあれば、気の合う友人と一緒に食べるディナーもあります。
「最近どう?」 「この前行ったエステ、すごくよかったの」
そんな何気ない会話をしながら、旬の食材を使ったお料理を堪能する。ワインを飲みながら。

おいしいものを食べると、体の内側からふわっとエネルギーが湧いてくるような気がします。

友人と話す時間の力

更年期のこと、家族のこと、仕事のこと。
同世代の友人と話すと、「わかる~!」って言葉が返ってくることがあります。その「わかる」の一言が、どれだけ救いになることか。

気を遣わないで話せる関係って、本当にありがたい。
「今日はちょっとしんどかった」
「でもエステ行ったら元気出た」
そんな会話をしながら、互いのご褒美時間をシェアする。

会話の中で、自分の不調も肯定できるような気がしてきます。

エステは“癒し”の原点

エステという存在は今の私にとって“癒しの原点”です。
美容のためだけでなく、リラックスするために行くこともあります。

ベッドに横たわり、静かな音楽とやわらかい照明の中、プロの手に身をゆだねる。
その瞬間だけは、日常のあれこれから解放されて「ただの私」に戻れるんです。

帰るころには、肌がしっとりしているだけでなく、心もすーっと軽くなっている。
こういう時間が本当に大切なんですよね。

ご褒美時間が私を支えている

こうして振り返ってみると、私の“ご褒美時間”は、美容に限らずたくさんあることに気づきました。

  • 夜のスキンケア
  • 推し活
  • おいしいご飯
  • 友人との会話
  • エステでの癒し

それぞれが、私の心と体を支えてくれる大切な時間です。
更年期という不安定な時期だからこそ、自分に優しくする時間を意識的にとることが大切なんだと感じています。

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